ビットコイン(Bitcoin)は資産として保有しているけど、実際に使うとなると日本ではなかなか使えるお店がありませんよね。でも、海外で発行されているデビットカード(マスターカード)を使えば、ビットコインをUSDにしてデビットカードにチャージして使うことができるようになります。(ビットコインで直接買い物じゃない!という突っ込みは受け付けません。)デビットカードなので、クレジットカードのように使いすぎてしまうことがないので安心ですね。


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このデビットカードを提供しているのWirex(旧E-coin)のサイトに登録することによってデビットカードを作ることができます。では、早速登録手順の解説をしていきたいと思います。

私がカードを作った時はWirexとe-coinの両方のサイトがありましたが、Wirexの方に完全移行して前のアカウント作成の解説が使えなくなったためリニューアルしました(H29.4.18追記)

Wirexのアカウント登録方法

Wirex(E-coin)アカウント登録

上記のリンクからアカウント登録をすることができます。移動後、「Sign up for free」をクリックして氏名とメールアドレスとパスワードを入力してください。

必要事項を入力後、一番下にある「Terms of service」と「Privacy policy」をクリックしてページを開いて閉じます。利用規約と個人情報保護に関するページですので気になる方はページの翻訳をして目を通してください。

2つページを確認すると「Create account」の先に進むことができます。

青枠の「私はロボットではありません」にチェックを入れると、下図のような画像認証を求められるのでお題に合った箇所を選択して「確認」をクリックくしましょう。

 

「create account」クリックすると、登録したメールアドレス宛に以下のようなメールが届いていますので、赤枠部分の「Confirm email」をクリックしてメールの認証をしましょう。

クリックするとログイン画面に移動しますので先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入れて「私はロボットではありません」にチェックを入れてログインしてください。

※ここでタイムアウトしてなかなかログインできない場合は、他のWirex関係のタブをすべて閉じてログインページだけにしてから再度チャレンジしてみてください。(他のブラウザで開いている場合も同様閉じてください。)

 

次は携帯電話の認証になります。電話番号の最初の0を取った番号を入力します。入力し終わったら「Submit」をクリックします。

 

登録した電話番号あてにSMSで7桁の番号が送られてきますのでそれを入力して「Submit」をクリックします。ここまで終わるとログインページに移動することができるようになります。

 

登録後のHome画面と最初にやること

 

一応お金を取り扱うサイトですのでアカウントのセキュリティーレベルを上げておきましょう。ハッキングをされた場合は、Wirexに保有しているビットコインとデビットカードにチャージしているUSD建てのお金をビットコインに交換され、全部ハッカーのアドレスへ送金されてすっからかんになります。

2段階認証の設定方法

まずは、お手持ちのスマートフォンに「2段階認証用のアプリ」をダウンロードします。詳しくは下記の記事をご参照ください。2つ紹介していますが「IIJ SmartKey」の方をお勧めします。

→ 2段階認証システムとは

インストール済みの方は、Home画面右上にある「登録した自分の名前」をクリックしてください。

Profileをクリックすると下図のようなタブがありますので、その中の「Settings」をクリックします。

 

赤い枠の白い丸を右に移動させる(クリックすると勝手になる)と2段階認証用のQRコードが表示されるので先ほどインストールした2段階認証用のアプリで読み取ります。

 

2段階認証を設定する場合、「Secret code」が表示されないサイトがありますがWirexはそれがあるので念のために書き留めておきましょう。

上図のQRコードをアプリのカメラで読み込んだ後、30秒ごとに変化する6桁の数字を入力して「Activate」をクリックすれば、2段階認証の設定は完了です。

次回のログインから2段階認証アプリで表示される6桁の数字が必要になります。2段階認証に慣れている人は大丈夫だと思いますが、初めて設定される方は習慣化されていないので忘れないようにしましょう。

とりあえずこれでアカウントのセキュリティレベルが上がったので安心できるでしょう。

 

Wirexのウォレットに送金

カードを発行するためには、ちょっとお金(ビットコイン)が必要になります。通常は$17ですが、当サイトのリンクからだと$12.75に割引されます。着金まで少し時間がかかるのでこの段階でWirexのウォレットに送金しておきましょう。

※USD/BTCのレートは常に変化しているので$12.75以上(どのみち余ったBTCはデビットカードに入金するのでちょっと多めに送っておいたほうがよい)になるように送金しましょう。

左側にあるBitcoin accountをクリックすると3つの選択肢が出てきます。

・Send funds from this account

Bitcoin accountにあるビットコインを他のウォレットや取引所に送金できます。

・Add funds

WirexのBitcoin accountに送金します。

・Exchange into other currency

Bitcoin以外に他のオルトコインで出入金することができるようですが使っていないので詳細は不明。交換するときに手数料が高いんじゃないかなと予想。

ということで、今回はWirexのBitcoin accountに送金するので「Add funds」をクリックします。

 

ウォレットのアドレスとQRコードが表示されるので読み取るなりコピーするなりで送金しましょう。上でも書きましたがビットコインの価値は常に変化しているので20ドル分くらいのビットコインを送っておけばいいと思います。余った分はカードにチャージして使うことができるのでちょっと多くても問題ないです。

※この後カードの申請をしますが、カードの配達方法が2つあります。1つ目は無料の普通配送、2つ目は速達便ですが3000円くらいかかります。早くカードが欲しい方は3000円分くらい多めにビットコインを送金しておきましょう。

着金までに少し時間がかかるので、カードの申請を進めていきましょう。

 

Wirexのデビットカードの発行申請

Wirexで作ることができるカードは通貨別で3種類、利用形態別で2種類の計6種類あります。

通貨別

WirexのデビットカードはビットコインをUSD・EUR・GBPの3通貨のどれかに換金してカードにチャージします。使うのは大体日本円のものを買うときだと思いますが、デビットカードから差し引かれるのは日本円と作ったカードに対応する通貨のレートで差し引かれます。

為替にはあまり詳しくありませんが、今後有利になるような通貨とかがわかるようであれば使い分けるのもありでしょう。聞いた話ですが、同じ通貨のカードは2枚発行することはできないそうですが、別の通貨建てのカードであれば作ることができるようです。

利用形態別

利用形態に応じて「Plastic card」と「Virtual card」の2種類があります。

Plastic cardは、クレジットカードの様に実際にカードが発行されるので、それをMaster card対応の店で使うことができますし、セブンイレブンのATMで現金に変えることもできます。

Virtual cardは、実際にカードは発行されず登録メールアドレスにカード情報(カード番号、有効期限、CVV)が届きます。メールで受け取った後は、すぐに使い始めることができます。用途としては主にオンライン決済用で、Visa対応です。

 

よくわからないという方でクレジットカードの様に使いたいのであればUSDのPlastic card、とりあえずオンライン決済用として使いたいのであればUSDのVirtual cardで申請しましょう。

以下の申請の解説はPlastic cardの発行申請のものです。

 

STEP1では氏名と誕生日を入力します。

 

STEP2では送付先の住所とカードの配送方法を入力&選択します。

大体の人は「Billing address」と「Delivery adderss」は一緒だと思うのでBilling addressの方に届け先の住所を入力すれば大丈夫です。Address line 1とAddress line 2に書き込める文字数が少ないので、足りない場合は削っても大丈夫そうなアパートの名称などを削って調整しましょう。郵便番号に間違いがなければ県とか市以下の方を優先したほうが良いでしょう。

配送方法の初期設定は無料のStandard deliveryとなっています。大体10日前後で届くとおもいます。早くカードが欲しい人は、少し追加料金が発生しますがExpedite deliveryを選択しましょう。

 

STEP3では、支払い方法と支払金額の確認をします。

上図ではBitcoin accountが0になっていますが、カードを作る方は0.02BTCくらいは入っていると思うので最終確認をするための「See summary」がクリックできるようになっているはずです。

 

クリックするとSTEP1~3の内容が表示されますので間違いがなければ「Place order」をクリックしましょう。

これでプラスチックカードの発行申請は完了です。

後は、10日前後でAirmailでカードが届きますのでしばらく待ちましょう。

Wirex(E-coin)アカウント登録

 

カード届いたらすること

カードが届いたらカード番号の下4桁と、カードの有効期限をプルダウンから選択してカードを有効化しましょう。これでカードを使用するための下準備が完了します。

 

すでに発行済みのため詳しく図解することはできませんが、「USD plastic card」をクリックするとカードを有効化するためのリンクがあると思うので案内に沿って行けば有効化は簡単だと思います。

次に暗証番号(PIN)の発行をします。登録したメールアドレス宛に4桁の暗証番号が送信されてくるので覚えておきましょう。

ATMで現金を引き出したり、デビットカードで買い物をする際に暗証番号を求められた場合はPIN(4桁の数字)を入力してください。

 

Wirex(E-coin)アカウント登録

 

・関連リンク

→ Wirex(E-coin)カードにお金をチャージする方法

→ Wirex(E-coin)ID認証と限度額

→ Wirex(E-coin)ビットコインのデビッドカードでお買い物

→ Wirex(E-coin)ATMでビットコインを現金化

 


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