何百種類とある暗号通貨を取引しようとする場合、何を基準に取引を行ったらいいのでしょうか?まだ、知名度の低かったBitcoinは、当初の取引量はごく少ないものでした。それが、いろいろあってあれよあれよという間に現在の価値を持つようになりましたが、ある程度暗号通貨というものが認知されてきた今ではBitcoinのような暗号通貨ドリームはそうそう起きるものではありません。

新しい暗号通貨は今後もたくさん出てくると思いますし、相場が底値で推移しているものも数多くあります。Bitcoin程ではないが跳ねる可能性があるのは、底値で推移しているものや、新規に発行される暗号通貨、すでに取引が行われている通貨でもその暗号通貨がとあるネットショップの決済として採用されるという情報があったりする高騰することがあります。短期的な取引で利益を得ようという場合は、盛んに取引が行われている暗号通貨を売買するのが良いでしょう。


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暗号通貨の取引量を調べる

まず最初に、現在発行されている暗号通貨を網羅しているサイトを紹介します。

Crypto-Currency Market Capitalizations

暗号通貨を取引する場合は、取引量が多い通貨にしましょう_01

サイトに移動すると、上図のような画面が確認できると思います。サイトに移動した状態では、Market Cap(時価総額)順に並んでいます。取引量を見る場合は、Volume(24h)の項目を見ればわかります。赤枠の項目をクリックすることで昇降順に並べ替えることができるので必要に応じて調べてみましょう。試しにVolumeをクリックして、取引量が多い順位に並べ替えてみましょう。

 

暗号通貨を取引する場合は、取引量が多い通貨にしましょう_02

取引量が多い順に並び替えると、Bitcoin、Ethereum、Litecoin、MaidSafeCoin、Tether、Dash、Ripple、YbCoiun、Siacoin、Factomの順番になります。(2016年5月)

 

取引量1位のBitcoinだと、1日あたり約79億8000万円程取引されており、10番目のFactomでは、約1640万円程取引されている事になります。

暗号通貨を取引する場合は、取引量の多い通貨にしましょう

暗号通貨は「所有している人」と「欲しい人」がいればいるほど売買しやすくなります。取引量が多いということは売りたい時にすぐ売れて、買いたい時にすぐ買えるということです。もちろん相場から離れた売り買いの注文をすれば、すぐには取引することは出来ません。

「見出しでは、取引量の多い通貨にしましょう」にしておりますが、それは売買しやすいという理由であって、「そこそこ取引がされていてなんか上がりそうだ」と思う暗号通貨があればそれを取引しても構いません。売りにくいというだけです。

底値であろう付近で推移している暗号通貨を購入して気長に待てるようなら買っておくのは有りです。ある時、いきなり価値が上昇する事があるのですが、その時は買いたい人がたくさんいるので売り手価格で売ることが出来ます。

ただマイナーな通貨を取引する場合は、取引所によって取引されている通貨の量に違いがあるので最も多く取引されている取引所で買うのが無難です。

 

暗号通貨を取引する場合は、取引量が多い通貨にしましょう_03

一例として、Feathercoinを上げておきます。2015年6月~7月辺りに少し動きがあってしばらく底値で推移しています。今年の2016年3月辺りから取引量が増えだして、徐々に価値が上がってきて4月の後半から5月に一気に価値が高まっています。急激に上がる手前で1FTC 辺り0.00001688BTCで一番伸びているところで1FTC 辺り0.00016434BTCとなっており、短期間で一気に10倍弱の値上がりをしています。ちなみに一番安くなっていた時で0.00000700BTC位なので、この辺りで仕込んでいれば20倍超の利益を得ることが出来たということになります。

この時、1BTCは大体47,000円位だったので1FTCは7.7円位です。

その頃、ちょうど暗号通貨に興味を持って少額ですが色々取引をしていた時に見つけた小バブルでした。その時「なんかすげー上がってる」と思ったのでとりあえず下図のような感じで取引しました。

 

暗号通貨を取引する場合は、取引量が多い通貨にしましょう_04上昇し始めて少し経った頃に買って(5999)少し下がったので売って(4715)、様子見してたらまた上がったので買って(7258)、そろそろ終わるかと思って売った(9999)という取引履歴です。(その後0.00016434BTCまで伸びた)

底値であろう付近から更に下がるということは、その暗号通貨が消滅する事を除いてはないので「気長に待てる人は買うのも有り」ではないかと記述した次第です。

 


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